sat's blog

2006/01/29

酒を飲まない、という誤解について

私は現在酒を飲まない、ただし禁酒したわけではない。
休酒中なのだ、最大20年の。
一部に誤解があるようなので宣言することにする(どうせ聞こえないか…)。

酒を休止したのは3つの理由がある。
一つ目はとてもみっともない失敗をやらかしてしまったということ。
何をやったかはとても言えない、知っている人が小数なのが救いだ。
二つ目は飲んで記憶をなくすことが多くなったということ、後で聞くとなにか議論しているのだという。
記憶をなくしているときに議論を吹っかけて好きなことを言っている、私の内の好戦的な別人格が闘っているのだ、それはとても怖い。
別人格の責任など到底取れるものではない、彼には出てくる機会を与えないようにしなければならない。
三つ目は飲まないと寝れなくなってしまったのだ、しかもだんだん強い酒を多く。
特に寒い日の朝、夜業明けに飲むバーボンのうまさ、瓶が半分になったら一気に目が覚めてしまった。


休酒してからも宴会には顔を出す。
「よく我慢できるね」と人は言うが、なんとかなるもんだ。
でも、この間3回ばかり酒を飲んだ。
1回目は友人のお店のメニュー写真を撮っている時、ビールの泡の具合を直した楊枝をついつまんで1滴ほど。
2回目は大切な知人に飲んでもらうために用意した「亀の翁」を友人と一緒に1杯だけ。
3回目も「亀の翁」、恩師のお祝いの席で。

酒が嫌いになったわけではないので、本当のところは飲みたいと思う。
でも、歯止めをしておかないと別人格の彼が登場しそうで怖い、今はストップをかける人が横にいないから。
旅した先々の地酒を味わえないのは寂しい。
飲み残したビール、バーボン、スコッチ、スピリット、ワイン、焼酎、いっぱいあるではないか。

年末年始にかけて忘年会だ、新年会だ、旗開きだ、懇親会だ、反省会だと良くぞこれだけ機会があるものだと思う。
毎日のように飲み歩く者がいる、だが羨ましいとは思わない。
飲んでいるころも自分のペースで飲めるひとり飲みが一番好きだった。
一気飲みはもちろん、仕事の付き合いでなんか飲みたくない。

酒は人類の作った文化だ、つまらない飲み方は酒の作り手に失礼だ。

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