sat's blog

2009/07/04

映画『湖月Ver. 愛と青春の宝塚 ~恋よりも生命よりも~』を観る

断っておくが私は宝塚ファンではない、念のため。

この映画は「コマ劇場」のファイナルを飾ったミュージカルをそのまま映画化したものである。
はっきり言って観劇もどちらかと言うと趣味ではない、映画の方がいい。
今回、ひょんなことからこの“映画”を観ることになったのだが、観劇と映画の鑑賞方法に大きな差があることに気がついた。

観劇では舞台上で繰り広げられる芝居のどこを観るのか自分で判断しなければならないが、映画では製作者が丁寧にどこを観るのかを示してくれるのである。
なるほど、私が芝居をあまり観ない訳がわかったように思った。

映画の内容はまぁ、3時間の長さの割には適度な密度であり、わかり易いと思う。
で、この“映画”が「好きか嫌いか」と問われれば、まだわからないと言う答えになる。

宝塚歌劇団にはかなり大きな偏見を持っていたのがわかったことが一つの成果であろうか。

映画としてみるのならばちょっと物足りない、芝居を見逃した宝塚ファンにとってはわかり易い“映画”なのだろう。
まぁ、楽しめないことはなかった、というところか。
(A-)

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