sat's blog

2011/03/24

ダイヤモンド社 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海 著 を読む

本著は2009年に書き下ろし単行本として発刊された。

『もしドラ』である、しかも今頃。
いまどき100万部を超える単行本は珍しい。
しかし、俺は強度のへそ曲がりである、ブームになった本を後から買うのは非常に珍しいのだ。
なぜこの作品を買ったのか、ほんの気まぐれと、そのとき読む本がなかったのと、行きつけの本屋でデッドストック化していたからだ。
だからそれほど期待はしていなかった、しかしどうだ、たったの2時間で読了してしまった。
この作家の初めての作品とは思えない読みやすさと楽しさ、最後には感動すらあった。
この作品は小説という形態はとっているが、P.F.ドラッガーの『マネジメント(エッセンシャル版)』の入門書にもなっているのだ。
この作品の表紙に描かれた女子高生のイラストの重圧をはねつけて、多くのオジさんたちがこの作品を手に取ったろう。
この作品で紹介されている『マネジメント』は現在の組織が直面している問題を解決してくれているようだ、だから買われているのだろうと思う。
この作品は『マネジメント(エッセンシャル版)』のエッセンシャルを見事に高校野球部とそのマネージャーで現せて見せた。
『マネジメント(エッセンシャル版)』の良い入門書なのである。
『マネジメント(エッセンシャル版)』にも興味が出てきた。
(A)

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