sat's blog

2012/06/24

早川書房 ハヤカワ文庫 JA1037 『言壺』神林長平 著 を読む

本著は、1994年に単行本として刊行され2000年に文庫本として刊行されたものを、2011年に再度文庫本として刊行された。

タイトルからわかるとおり言葉についての連作集である。
作家の言葉についてのこだわりは過去にも書いてきたが、18年も前からここまでこだわっていたのかと改めて驚かされる。
考えながら読むのはつらい作業だが、この作品はそれを求める。
いい作品を読むのには努力が必要だということなのだろう。
(A+)

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