sat's blog

2010/03/02

筑摩書房 ちくま文庫 あ-10-14 『ライカ同盟』赤瀬川原平 著 を読む

本著は1982年に「オール讀物」、1991~1994年に「群像」に掲載された作品を1994年に講談社より尾辻克彦名義で発刊されたものを1999年に文庫本として刊行されたものである。

著者は既にかなり有名な“カメラ病患者”である。
そしてこの書名に惹かれて本書を購入した私も同病である。
同病とはいえ、“カメラ病”には多くの亜種がある。
“ライカ型”“カールツァイス型”などなど、数え切れない。
私は当初“アンチライカ型”かつ“カールツァイス型”であったのだが、いつも間にか“ライカ型”かつ“カールツァイス型”になってしまった、堕落であろう。
だから、著者の気持ちもわかるところはすごく良くわかるし、「それは違うだろう」という箇所も多い。
またそれが中古カメラの奥深いところでもあるのだが…。
(A)

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