sat's blog

2010/07/09

小学館 BIG COMICS SPECIAL BCS3244 『はるき悦巳短編全集 力道山がやって来た』はるき悦巳 著 を読む

本著は1978年に「平凡パンチOh!」誌、「マンガ少年」誌、「平凡パンチ」誌、1979年に「漫画アクション」誌、「少年ビックコミック」誌、1980年、1993年、1997年、1998年に「ビックコミック」誌、1999年に「漫画アクション」誌で連載された作品に未発表の作品を合わせ、2010年に単行本として発刊したものである。

この作者との出会いの作品は「じゃりんこチエ」であった。
この短編集に掲載されている作品にも「じゃりんこチエ」の雰囲気を色濃く出しているものがあり、懐かしく感じた。
「じゃりんこチエ」の単行本はずいぶん買っていたのだが、途中で飽きてしまい全巻揃っていない、悔やまれてならない。
なぜこの作家が10年ほど前から姿を消したのか、本著を読む限り理解できない。
力のある作家だと思うのだが、時代の流れに乗る作品ではなかったのだろうか。
「日の出食堂の青春」も再刊された。
この作家の時代が再びやって来たのかもしれない。
(A)

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