sat's blog

2010/11/24

講談社 講談社漫画文庫 ほ2-3 『ブルーホール』星野之宣 著 を読む

本著は1991年から1992年にかけて「ミスターマガジン」で連載された作品を1992,3年に単行本として発刊し、1996年と2002年に文庫本化したものである。

SFとしては王道たるタイムトラベルものである。過去と時を結ぶトンネルという発想は「タイムトンネル」を始めいくつかの作品で使われている。ならば作品の良否はその発想を土台として展開するストーリーの良否ということになる。

ならばこの作品はどうであろうか。
恐竜とその絶滅、学者の争いと軍、政治家と役者は揃っている。
最後はかなり焦った感があるがテンポはいいし、役者がうまく動いている。
続編の『ブルー・ワールド』を読みたくなったのは言うまでもない。
(A)

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