sat's blog

2011/08/29

コニカミノルタプラザを訪れる

コニカミノルタプラザを訪れた。


コニカミノルタプラザ

〔ギャラリーA〕
フォト・プレミオ2010
中内美帆「Senegambia Dining」 www.webphoto.japan.com

“強い1枚”が無いのが痛いところである。
人々の生活の中に入り込んで撮っているだけに惜しいと思う。
残念ながら“盛り上がりの無い平凡な”写真展になってしまった。
(B)

〔ギャラリーB〕
フォト・プレミオ2010
野口博行「静止する川」

作家の言う「川の流れが止まった瞬間を写し止めることで、静止画の中に静止した時間を作り出す」が、はたしてこの写真展を観る者にとって面白く感じられるかが問われるところだろう。
こういった作品を「フォト・プレミオ2010」に入選させた側の問題とも言えるが。
撮る苦労を作家は口にしていたが、評価されるのは結果としての作品であって途中経過の努力ではない。
作家は形の面白さからどれだけ昇華できたのだろうか。
(B-)

〔ギャラリーC〕
齋藤亮一写真展「佳き日 A Good Day」

タイトルどおり「佳き日」だらけの写真展である。
作品1枚1枚が力強く、また美しい。
組写真というと数でごまかすようなものが多いなか、単写真でも充分見られる写真展は久しぶりであった。
(A+)

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