sat's blog

2009/11/13

岩波書店 岩波新書 新赤版6『宇宙論への招待 -プリンキアトとビッグバン-』佐藤文隆 著 を読む

本著は1988年に書き下ろされた。

本著は「プリンキピア」、ニュートンの著した著作の300年を記念して書かれたものである。
であるからして科学史が中心になり、宇宙論そのものを読もうとすると「ちょっと違うな」と思う。

この著者はホーキング博士の著作を数多く翻訳しているが、訳書はともかく著書はとたんに難解になる。

本著も大学の学部クラスの理解力が要求される。
「岩波新書」としての格付けが少し違うのではないかと思う。

まあ、20年も前の古い書籍である。
その間にこの著者の文章能力も上がっているのであろう。
それとも、私自身の文章読解能力が落ちているのだろうか。
(A-)

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