sat's blog

2010/06/11

徳間書店 RYU COMICS 『青空にとおく酒浸り 3』安永航一郎 著 を読む

本著は2008年から2009年までに「月刊COMICリュウ」に掲載された作品を2010年に単行本として刊行したものである。

この作品、あいかわらずの“下品”な作品であるが、1巻、2巻、3巻と進んでくるに従い、微妙に“下品”の質が変化しているように思えてならない。
1巻の“勢いのある下品”、2巻の“低迷する下品”ときて、3巻は“迷える下品”と言うところか。
俺の好みでいけば1巻>3巻>2巻となる。
2巻のときにも書いたが、この作家の本領は、“勢いのある上品な下品”だと思う。
4巻に期待する。
(A-)

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