朝日新聞社 朝日文庫 ほ-1-33 『滅びゆくジャーナリズム』本多勝一 著 を読む
本著はさまざまな誌紙で発表された著者の記事を集め、1996年に発刊された。
本著に収録された記事の多くは著者が朝日新聞社を「退職」する前後に書かれた物であり、ある意味、後進のジャーナリストたる人たちへの、そして読者への“遺言”であるかのようだ。
この著者ほど“敵”に臆することなく、自らの信念をそのペンにたたきつけてきた人間は他にはいないのであろうと思う。
あえて敵を作るのではない、著者にとっての事実を書き連ねることによって“エセ愛国者”たる者たちがあの手この手で妨害を試みる。
しかし、この著者は一歩も引かず、堂々とペンの力で跳ね除けていく。
その理路整然とした手法にはすがすがしいものがある。
著者も残念ながらかなりの高齢となっている。
いつまでも元気でその言葉の矛を鈍らせないでほしいと思う。
本著に収録された記事の多くは著者が朝日新聞社を「退職」する前後に書かれた物であり、ある意味、後進のジャーナリストたる人たちへの、そして読者への“遺言”であるかのようだ。
この著者ほど“敵”に臆することなく、自らの信念をそのペンにたたきつけてきた人間は他にはいないのであろうと思う。
あえて敵を作るのではない、著者にとっての事実を書き連ねることによって“エセ愛国者”たる者たちがあの手この手で妨害を試みる。
しかし、この著者は一歩も引かず、堂々とペンの力で跳ね除けていく。
その理路整然とした手法にはすがすがしいものがある。
著者も残念ながらかなりの高齢となっている。
いつまでも元気でその言葉の矛を鈍らせないでほしいと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム