sat's blog

2010/04/02

小学館 BIG COMICS BC3107 『電波の城 10』細野不二彦 著 を読む

本著は2009~2010年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載された作品を2010年に単行本として刊行したものである。

最近のこの作者の作品は「暗い」ものが多いように思う。
いや、「暗い」のではなく、「重い」のかもしれないが。
私はこの作者のデビューの頃の子供向けの純真無垢な作品や、ちょっと前の『ギャラリー・フェイク』のような作品が好きなのだが、作家が自分で好きな作品を書き上げているのはいいことだと思うし、その作家を評価するうえではそういった作品を抜きにしては考えられないのだろうと思う。
私の好みを抜いたとしたら、この作品は良くできているものであると言えると思う。
そう、次巻が気になるのである。
(A)

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