sat's blog

2010/07/23

講談社 モーニングKC1922 『BILLY BAT 4』浦沢直樹 著 ストーリー共同制作 長崎尚志 を読む

本著は2010年に「モーニング」誌上に連載された作品をまとめて単行本としたものである。

この作品は今までのこの作家の作品の例に違わず、スケールが大きいものになってきた。
第二次世界大戦直後の日本、古代のパレスチナ、中世の日本、そしてこの巻では時代が戻って再び第二次世界大戦直後のアメリカ合州国に移る。
この作家特有の“大風呂敷”が着々と進んでいる段階なのだが、この作品は大きなスケールの作品になっていくのだろうことは容易に考えられる。
まだまだ序章、この作品がどこへ向かっていくのかまだわからない。
世紀の傑作になるのか、収集がつかずに終わる駄作になるのか。
傑作で終わるよう期待する。
(A)

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