sat's blog

2006/09/20

コニカミノルタプラザ、新宿ニコンサロンを訪れる

コニカミノルタプラザ、新宿ニコンサロンを訪れた


■コニカミノルタプラザ http://konicaminolta.jp/about/plaza/index.html
〔ギャラリーA〕
第8回写真を楽しむ仲間「せせらぎ」写真展 私の…別世界
“写真を楽しむ仲間の写真展”ということだが、見るものにその写真の楽しみを伝えきれたのかというのが第一印象である。作者たちは確かに“写すという作業”を楽しんでいるのであろうが、人が見て楽しむ写真なのかどうか。被写体への迫り方が中途半端であり、見る者を迷わせてしまっている。
「別世界」が何であるのか、それもよくわからず会場を出た。

〔ギャラリーB〕
第20回四字成句写真展 古希同人 ☆☆
平均年齢80歳の方々の写真展だという。当然写暦も長いのだろう、各人作品のレベルは高い。1枚1枚に迷いがない。
“どこかで見たような絵”もあるのだが、長いこと撮り続けた力なのだろうか、力強いものとなっている。

〔ギャラリーC〕
斉藤忠徳写真展 SAITO'S TOKYO ☆☆★
70年代から2005年までの作品なのだというが、なぜかその30年間という時の流れは感じず、作者が一貫して感じた世界を写し取っている。
都市構造は変わっても、人々は脈々と住み続けているということか。

■新宿ニコンサロン
〔bis21〕
山田康写真展 煙突の見える街
紅白の高い煙突から吐き出される白煙は非常に力強い。そのため、煙突がメインの写真は力強いものとなっているのだが、人や他の風景がメインであり“煙突の見える街”として入れざるを得なかった煙突のとってつけたような違和感、存在感のなさ。
“煙突”にこだわりすぎてはいないだろうか。

〔ニコンサロン〕 http://www.genken.net/
大澤寛幸写真展 ニガヨモギ
私にとっては残念なのだが“お手上げの写真”なのだ。
作品を見ることによって、頭が判断する以前に直感的に覚える感覚が“写真を見る感性”だと思うのだが。
強いて言えば、「薄気持ち悪い」なのだろうか。
どうも感覚的に苦手な写真なのである。

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