sat's blog

2010/04/23

自民党が解けだした

ついに自由民主党が解け出した。
元々権力の中心に座っていたからこそ有象無象が集まっただけの“政党”である、解け出すのは時間の問題だったに過ぎない。

現在の政権政党、民主党も基本的には変わりはない。
この十数年来、意図的に流され誘導されてきた二大政党制も日本という国ではこんなもんなのである。

日本国民は自らの手で権力を奪取した経験がないから真の民主主義を理解できていないのだ。
「腐り果てた自由民主党」と「何の期待も果たせなかった民主党」、「教祖様を崇め奉り守るためだけの公明党」などが一定の票を集め政権に入れる、民意の低さを象徴的に示しているのではないだろうか。

今年は参議院議員選挙がある。
自由民主党を離れ、数年経ったら忘れ去られてしまうような名前の政党が雨後の筍のように結成されている。
成熟した民主主義の国の国民ならば、選挙協同組合的な“政党”を許すわけがないだろう。
「日本国民の民主主義の成熟度はこんなものか」、こう諸外国から言われぬようにしなければならないのだが、残念だけれどあと数十年は無理なのではないだろうか。

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