sat's blog

2006/05/14

常識のない工務店

弟宅が竣工し引っ越したので様子を見に行って驚いた。

玄関の照明スイッチは遅れオフ(消してから数秒照明が点灯)を指定したのに、そこには無配線で、別の玄関灯のスイッチは接触不良であった。
便所は換気扇便所照明等連動の遅れオフを指定したのに理解できていないようだった。
寝室の常時換気スイッチは接触不良で動作してなかったし、ねじのしめこみ不良であった。。
階段部の照明器具はメンテナンスのできる高さでない。電球ひとつを換えるのに命がけである。
だいたい、蛍スイッチ(暗いところで緑色の明かりがつく)は照明回路でオフとなった点くよう配線する事が、オンピカスイッチは換気扇などや納戸などの照明が点灯するとき点灯するように配線するのが常識だろう。
テレビの上にはインターフォンを置いてみたり、階段のスイッチでは手すりと干渉するような位置につけてしまうし…、何から何まで常識はずれなのである。

工務店はこのようなでたらめ施工の責任をどうするつもりなのであろうか。
まさか、「電気屋が悪いんで私も困っているんです」なんて事言わないだろうな。
元請責任と言うものがある。

必要ならば私も乗り込むし、弁護士も話しを入れておいたほうが良いだろう、そんな話をしておいた。


いま、今までの日本を支えてきたベテランがどんどんやめて言っているが、その現実のひとつなのだろうか。
ISOなるものにうつつを上げていていたり、コストダウンによる過剰なマニュアル化など、技術を守る努力をしてこなかったことの報いなのではないか。

日本の未来にはこれっぽっちも明るい話がないのかもしれない。
これは大変なことことである。

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