sat's blog

2006/03/27

情報誌の力

またタイ料理が食べたくなり、先日ここでふれたタイ料理店へ友人と出かけた。
どちらかといえば余り目立ったところにあるわけでもなく、人気店というほどではない店だった。
しかし、当日は店内は満席、店の前には行列ができだしたではないか。

店主に聞くと、某情報誌が取り上げたのだという。
どおりで同じメニューがたくさん出ていく、お勧めというわけだ。
店主もコックも大忙し、味に狂いが出なければいいが。

マスメディア情報誌の持つ力を垣間見た“瞬間”であった。
問題はこの繁盛がいつまで続くかにある。
友人がやっている店では3ヶ月もったそうだが。

こういった店にとって“想定外”の繁盛は、その店のリズムを乱すことになりはしないかが心配である。
まぁ、「その気」になるような楽天的な経営者はいないだろうが。
繁盛していないとき通ったコアな客にとって入りにくくなったことは事実である。
情報誌を見てくる客の大部分は一見客だろう、それをどこまで捕まえきるか。

他人が仕掛けたアクションにどう乗るか、お手並み拝見というところか。

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