sat's blog

2006/08/16

ゲド戦記を観る

「ゲド戦記」を観た。

かなり酷評を受けている作品なので心配していたのだが、まぁ失敗作ということではないとは思う。

だが、宮崎駿氏作品と比較すると明らかにスケールが小さい。
駿氏の飛翔感を宮崎吾郎氏は引き継がなかったようである。
駿氏は音楽の使い方も非常に効果的でうまいと感じるのだが、そこもまだまだだ。

ジブリ作品となると、宮崎駿氏、高畑勲氏らベテラン監督の作品と同等以上の質を要求されるから大変だと思う。
「ゲド戦記」という長編物語を2時間程度の映画1本にしてしまうは無理がある。
それを新人監督に任せてしまったのは、いささか乱暴だったのではないだろうか。

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