sat's blog

2006/08/19

コニカミノルタプラザ、新宿ニコンサロン、ペンタックスフォーラムを訪れる

コニカミノルタプラザ、新宿ニコンサロン、ペンタックスフォーラムを訪れた


■コニカミノルタプラザ http://konicaminolta.jp/about/plaza/index.html
〔ギャラリーA〕
第10回コニカミノルタフォトクラブKC写真展 駅
この写真展の“縛り”は「駅」というお題と、3枚構成の組写真ということだ。
うまく組めているものもあるが、ただ3枚並べただけというものが多い。
写真展の日程とお題も決まったので、「撮りに行かなくては」とあわてて写しに行ったものがほとんどではないか。
撮影者自身が楽しみながらやっている写真展である、というのが救いではある。

〔ギャラリーB〕
日本ローライクラブ写真展
ドキュメント写真、スナップ写真好きの私にとって、スクウェアフォーマットはどこか落ち着かないフォーマットである。
このクラブの構成員にとって「ローライとはスクエアフォーマットのローライフレックス」であり、135フォーマットのRFではないのである。
スクウェアフォーマットの特性なのかこのクラブの体質なのかわからないが、造形的デザイン的な絵が多く、好いものも多い。

〔ギャラリーC〕
第13回NHK学園写真展 ~撮影の旅から~
典型的な先生が教える写真教室の発表会で、その限界を示している。
一人1枚単写真の出品だが、飛び抜けて良いものがあるわけでなく同じ撮影会の同じ絵柄のものもあり全体に低調である。

コニカミノルタプラザは3ギャラリーともクラブの写真展であったが、いずれも残念ながらそれゆえに低調であったように思える。


■新宿ニコンサロン http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/
〔bis21〕
ニッコールクラブ十勝支部写真展 四季の響き
このクラブの特色なのだろうか、風景と動植物ばかりの写真展である。
このような写真はよほどのものでない限り、「いつかどこかで見た」ものばかりであり、なかなか共感できるものはない。
ネイチャーフォトに私が近づかない理由でもある。

〔ニコンサロン〕
島が消える 太田昭生写真展
久々に見に行ってよかったと思った写真展である。
写真展の名のとおり島が消えていこうとしている姿が素直に伝わってくる。
また構成もよく、リズムよく見ることができた。
太田昭生氏の身近な素材でもあるのだろう、よく熟成されている。


■ペンタックスフォーラム http://www.pentax.co.jp/forum/
井上六郎写真展 【マイヨ・ジョーヌ】
「さすが」と思う写真展である。
単にスポーツ写真というだけでなく、風景写真だったり、造型写真だったり、スナップ写真であったり、いろいろな要素を見事にこなしていた。
また、カラーでなくてはならなかった写真たちであった。

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