sat's blog

2007/10/07

交通権学会関東部会に出席する

交通権学会関東部会に参加した。
今回のテーマは「鉄道における安全確保-『福知山線事故』を巡って」である。

商学部教授と元工学部教授の報告のあと質疑応答があったのだが、現場で接している者として「商学部的な見方はこうなのか」と面白くもあり、欲求不満も感じるものでもあった。
特に、労使の関係が相変わらず微妙なJR職場においては経済学的見方ではきれいごと過ぎるような気がしたが、民営化と共に外国機関投資家の割合が急増していることが安全にも影響を与えていないかという指摘には考えさせられるものがあった。

現場にいるとつい工学的見地や労働法学的見地から考えてしまうが、こうしていろいろな専門分野から鉄道事故を分析することは改めて大切なことだと思う。

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