sat's blog

2009/11/15

『沈まぬ太陽』を観る(続)

小説『沈まぬ太陽』は私たちには大きな勇気を与えてくれた。
自分の良心を貫くものへの会社の仕打ちのひどさを告発してもらったようなものだからである。
だから某航空会社が全社を上げて反論を試みているのを見るとき、「見苦しさ」しか感じえず、だから今の危機を招いたのであろうと思う。

小説や映画の主人公のモデルとなった人物との小さな現実の違いをこれでもかこれでもかとあげつらうことは悪あがきにしか感じられない。
もう少し現実から学習したらどうなのかと思う。

この航空会社も組合が乱立し、いがみ合っている。
しかし、それは誰が作ったのであろうか。
いろいろ問題を含みながらもひとつにまとまりがんばってきた組合を、ばらばらにして憎み合わせてきたのは労務政策でなのだ。

すべて会社の責任だと言っても過言ではないだろうと思う。
(A++)

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