sat's blog

2006/03/01

果てることない蒐集癖

京セラが撤退し、ニコンが縮小し、コニカミノルタが撤退して予断の許さなくなった銀塩写真であるが、そのいつまであるかわからないカメラとレンズに食指が動いてならない。
今検討しているのはレンジファインダーのボディと広角レンズ、それと大口径の標準レンズである。

つくづくへそ曲がりだと思う。
みながデジタルに拒否反応を持っていたころからデジタルに移行し、作品作りは主にデジタルに移行しているのに最近欲しくなる機材は銀塩なのである。

まだライカ教には入信していないからそれほど高価なもにはならないはずなのだが、やはりそこそこの値段にはなる。
まだ所有台数が1桁のころは現在何台所有しているか把握していたが、20台を越えたあたりからわからなくなってしまった。

その昔、620とか127というフィルムがあったが、今使っている135,120,220といったフィルム・フォーマットも永遠のものとはいえなくなってしまっている。
クラシックカメラを扱うカメラ店の店頭に620や127フィルムのカメラが展示され売れているようだ、蒐集だけが目的なのだろうか。
わたしはカメラは使えなきゃいけないと思っているから620や127フィルムのカメラは守備外だったはずなのだが、だんだん怪しくなってきたようだ。
金属製一眼レフ、しかも自分の使用しているメーカーにとどまっていたころはまともだったが、レンジファインダーカメラから中版カメラ、コンパクトカメラ、スプリングカメラと広がるにつれどんどん怪しいものになってきた。

結局、レンズがついていればなんでもいい、こうなってしまいそうな怖い予感がしないでもない。

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