sat's blog

2006/02/20

略語に悩む

「“FF”ってなんのことだかわかりませんか」そう聞かれた。
文脈からいって前輪駆動車のことではない。
“ファイナル・ファンタジー”でもないようだ。
“ファースト・フード”、“ファイン・フード”もどうもしっくりいかない。
結局何のことだか見当が付かなかった。

最近、どうにもわけのわからない略語が多すぎはしないか。

“業界用語”をこれ見よがしに使うタレントの悪影響なのだろうか、業界外で脈絡もなく使われてもわかるわけがない。
私の所属する業界にもおかしな言葉がある。
  「死んでるか」
  「活きてるな」
  「切るか」
  「殺せ」
なんとも物騒な言葉である。
が、普通の会話なのである、私の業界においては。

“AV”だって猥談の中で使えばもちろんあのビデオ Adult Video である。
家電量販店なら Audio Visual となる。
これが写真家が使えば Aperture Value となり絞り値のことをあらわす。
つまり餅は餅屋が作ってこその餅なのである。

何気なく使う略語、気をつけなきゃいけない。
会話を、意思の疎通をしようとしているのだから。

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