sat's blog

2006/02/17

2月14日の陰謀

2月14日、もちろんバレンタインデーの件である。

日本でバレンタインデーが菓子業界(特にチョコレート業界)の陰謀の産物であることは誰の目にも明らかなことであると思う。
それに比べホワイトデーはたかが知れている、そう思っていた。
何年か前までは下着業界が躍起になっていたが大して効果が出ていたと思えない。
多少、義理返しで菓子業界が潤うのかな、そう思っていた。

実際はそうでないとのことだ。
友人のケーキ店ではバレンタインデーは大忙しだという。
だが、ホワイトデーはバレンタインデー以上に儲かるのだそうだ。

今年のバレンタインデーで売れたチョコレートの半数は自分用ではないのか。
残りの99%は義理チョコ、安いチョコレートなのだろう。
バレンタインデー用のチョコレートの単価は比較的安いのである。

ホワイトデーではあわれなオジサンたちが購入する番である。
たとえ500円の義理チョコレートを貰ったとしても、律儀なオジサンたちは“倍返し”を言外に要求され高価なお菓子を購入することとなる。
恐るべし菓子業界、只者ではない。
しっかりあるところから巻き上げる、資本主義社会の王道を歩んでいた。

そう、バレンタインデーは序章に過ぎなかったのだ、本章はホワイトデーにあるのだ。

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