sat's blog

2006/02/06

クルマを買い換えた

クルマを買い換えた。

前のクルマ 日産ステージア RS FOUR V 、はっきり言えばスカイラインが欲しかったのだが R34 スカイラインにどうしても触手が出ず、直6のターボに乗りたい、ただそれだけで買った車だ。
だが、すぐに大好きな車になった。
フロントグリルの押し出しの強い車は好きでない、違和感があったのだがすぐ慣れた。

ボディ剛性の高さとしっかりした足回りに惚れた。
トルクののったパワーのあるエンジンも心地よかった。
そんなクルマと9年付き合った、4万5千キロ弱しか乗れなかった。

クルマを買い換えようか、そんな気になったのは昨年洗車しているときに見つけた錆だった。
気をつけていたつもりだが、ここ最近の手抜きが錆をよんでいた。
基本性能がしっかりとしているクルマ、外観だけで手放すのは惜しい、そんなふうに思い込もうとした。
そう、車検も通した、あと2年乗ろう、そう思おうとしていた。

でも、いくらなんでも次は買い換えだな、そんな気持ちから中古車探し、ディーラーめぐりを始めた。
半分以上冷やかしのつもりだった。

営業マンは恐ろしい、そんな心をこじ開けてきた。
「今日決めていただけば○○円サービスします」「ちょうどマイナーチェンジしたばかりで、前の型でよければ在庫が少しあるんですよ」云々。
ほとんど中古車で決まりかけていた気持ちが金額を聞くたびに揺らいでいくのがわかった。
もう少し攻めてみるか、こう思ったときには術中にはまっていたのだろう。
結局、心に決めていた中古車と大差ない値段で落ちた。

もっと乗るつもりだったのに…、まだエンジンの調子のいいクルマが愛おしくなった。
下取り名目でかなり値切ったが97年式じゃ行く先は見えている…、最後まで乗り切れなくて悪かったな、そんな気持ちになった。
納車までの短い時間、しっかり乗ってやろう、そう思った。

しかし、別れは突然やってきた。
「急でなんですが、おクルマの用意ができました。明日お渡しできます」、そんな電話がかかってきた。
翌朝軽く洗車した、ずいぶんと傷をつけてしまったものだ。
外していたエンブレムも元通りつけた。
掃除も終わった。
ディーラーまでの約5キロ、ラストランはあっという間だった。

うれしい事実がわかった。
潰されないですむという、誰かが乗ってくれるのだ。
あまりいいオーナーでなかったが、次のオーナーには大切に乗って欲しいと思う、いいクルマだ。

1 件のコメント:

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    Blogger Unknown さんのコメント, 22:33 に投稿  

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