sat's blog

2006/02/22

“キヤノン派”になったわけ

私は一眼レフカメラにおいてはキヤノン派である。

キヤノン派に草鞋を脱ぐことになったのは、Canon F-1との出会いがあったからだ。
当時、写真部に属していたが自分のカメラというものがなく、父のCanonet28OLYMPUS ECを使っていただけなので、ぜひ自分の一眼レフが欲しいと思っていた。
無謀にも最高級機が欲しくなり、2年間アルバイトを続けていた。
同時に旭光学のペンタックスSP、オリンパスのM-1、キヤノンのF-1、ニコンのF2、ミノルタのSRT-101、トプコンのRE SUPERを比較検討していたように思う。
やがてトプコンが落ち、ミノルタが外れ、ペンタックスがもれた。
オリンパス、キヤノン、ニコンの“システムカメラ”に圧倒されたのである。
最終的にはキヤノンF-1に落ち着いた、デザインにほれ込んでしまったのだ。
直線で構成され黒光りのする高級機、デザイン的にも1・2を争える銘機だと思っている。

その後、A-1が2台、AE-1newFTbと集まってきてしまった。
イレギュラーなシリーズをカウントすると、EX AUTOまで仲間入りしている。
そう、EX AUTOを除けばFD系のボディなのである。

私がもっと早くに写真に加わっていれば、キヤノンにはFTPELIX、さらにR2000なんてものになってしまう、たぶん買わなかったろう。

ニコンのあたりを使っていたのではないか、あれも好きなカメラだしね。

“キヤノン派”になったのは偶然の産物である。
ほんのちょっとのタイミングとデザインが私の琴線にふれたかどうか、実際はそんなものである。

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