sat's blog

2008/01/26

父の死

父が昨日死去した。
病室から見舞いの母、妹弟、娘息子、孫が「今日は大丈夫だろう」と帰ったあと、わずか1時間ほどのことだった。
急に脈拍が落ち、眠るように静かに逝ってしまった。

考えて見れは父の青春は戦争と戦後のどさくさで散々であり、結婚してからも長男の長男で家を守るため働きづめであった。
第一の職場を辞めてからも第二の職場でがんばり、本来ならば“悠々自適”でいられるはずであったが発作を起こし病に倒れた。
病院生活を十数年、あまりにも悲しい人生だったのではないかと思う。

そんな父親に育てられた息子はいったい何をやれたのだろう。
返す返すも悲しい悔しい思いがつのる。

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