sat's blog

2009/01/24

病院でストレスとイボを治療し、献血に行って(438回目)、コニカミノルタプラザを訪れる

病院のメンタルヘルス精神科と皮膚科に行った。
前者はストレスから来る不眠と体調不良を前者で、足に出来たイボを治療するためである。
メンタルヘルス精神科はずいぶんと混んでいた。
私の行っている病院のメンタルヘルス精神科は、患者の話をよく聞いて心の奥底を理解し適切な助言を与えて心を落ち着かせるというものではなく、投薬によって症状を押さえつけるというものである。
たった二人の医師が1時間に20人も30人もの患者を診ている。
これでは患者が完治するということはないだろう。


通院後は新宿東口献血ルームに438回目の献血をしに行った。
東京都内だけでなく、神奈川県、埼玉県、千葉県などでも献血をしているが、このルームが一番しっとりと来る。
看護師の腕をどうこう言うのもどうかと思うが、一番うまいと思う。
ちょっと言わせてもらえば、VHSの時代は結構映画を楽しませていただいたが、DVD、BLの時代になってもそれについてきてくれていない。
これは何とかして欲しい。


続いてコニカミノルタプラザを訪れた。


コニカミノルタプラザ

〔ギャラリーA〕
フォト・プレミオ
FOTO PREMIO
岩本 浩典[WARNING!!]
多重露光の手法を用いた“写真”展である。
私は「写真」に対してはかなり狭い分野として見ているので、コラージュや多重露光という手法を使ったものはすでに「写真」ではなく、別の分野の「作品」であると感じている。
「写真」の力というのはやはり1枚1枚の瞬間を固定したものではないだろうか。
この作品は写真を素材にして作り上げられたものであり、写真とは感じられない。
故土門拳氏の「絶対非演出のリアリズム写真」、古いと言われるかもしれないが写真の本道はこれにあると思う。
(B-)

〔ギャラリーB〕
フォト・プレミオ
FOTO PREMIO
織田 健太郎[confrontations]
走る電車の中から車窓に映る街中を写し撮ったものなのだそうだ。
だからどうしても上から見下ろした写真ばかりになる。
「撮る方も撮られる方も意識していない」と言うが、写真には選択という“表現方法”が加わるためただの機械的記録から作品に昇華する事が出来る。
しかし、同じような距離感、内容の絵柄を30枚も並べられても正直な話退屈であり非常に疲れる。
(B-)

〔ギャラリーC〕
コニカミノルタプラザ企画展 長倉洋海写真展 [人間交路 SILK ROAD]
今日、コニカミノルタプラザを訪れたのはこの長倉洋海氏の写真展を観るためであり、「長倉洋海スライドトークショー」に参加するためである。
写真展はいかにも長倉洋海氏の写真展だ、と一目でわかる写真展になっている。
“長倉洋海調”とでも呼んでもいい雰囲気の写真展である。
長倉洋海氏は人物を撮るのがうまい、しかも彼のレンズのあて方は常に優しい。
「シルクロード」の作品群は「マスード」「エル・サルバドル」に次ぐ長倉洋海氏の柱になっていくのであろうと思う。
(A+)

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]



<< ホーム