sat's blog

2009/02/23

講談社 モーニングKC『天才柳沢教授の生活27』山下和美 著 を読む

またしてもマンガ本である。
作者の山下和美氏は青年誌でも女性誌でも活躍しているマンガ家である。

このマンガの主人公は“Y大経済学部教授”であるが、きまりはとことん守り、人間を始めとして研究対象となるものをとことん探求していく、“融通”の効かないところが面白い。
作者によれば作者の父親をモデルにしているとの事だが、マンガ化するにあたりかなり強調はしているのではあろう。

柳沢教授を狂言回しにして教授の周りの人間をあたたかく書き上げる山下和美氏のペンの力は素晴らしいと思う。
近い将来、なんらかの賞を取るのは間違いないと思う。

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