sat's blog

2009/02/20

BIG COMICS SPECIAL『「鉄腕アトム~地上最大のロボット~」より PLUTO 07』浦沢直樹×手塚治虫 著 長崎尚志 プロデュース 手塚眞 監修 手塚プロダクション 協力 を読む

本著もマンガである。
仕方ないのである、好きなのだから。
今回読んだ本は、いわゆる「豪華本」であり、特別付録に『PLUTO設定画集』浦沢直樹 著が付いてくる。
通常版もどうせ買うのだけれど、このおまけと早く読みたいがために毎回購入してしまうのだ。

著作者名にあるように原作は『鉄腕アトム~地上最大のロボット~』手塚治虫 著であり、浦沢直樹氏と長崎尚志氏のタッグにより手塚眞氏の監修の元でリメイクされた作品である。
幸いなことに私は手塚治虫氏の作品も読んでいる。
その傑作を当代一の浦沢直樹氏がリメイクしたのである、当初この話を聞いたときには信じられないことがおこったと思った。

『PLUTO設定画集』や他の書籍にも書かれていたが、当初の設定は手塚治虫氏の設定にかなり忠実なものであったという。
今回の特別付録でその一部が公開され、なるほどと思った。
やはり手塚眞氏が主張したように浦沢直樹氏の絵でリメイクしたのは正解であった。
原作は雑誌「少年」連載時ではなく単行本になってから読んだため、たぶんでしかいえないが2回程度の連載であった話であったと思う。
それを次巻で完結するというのだから単行本8冊にまで物語を拡げた浦沢尚志氏と長崎尚志氏の力量には感服する。

リメイクであるから原作を大きく改作するわけにはいかないが、全8巻で終わるのではなく、もっともっと読み続けたいと思うのである。

(A+)

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]



<< ホーム