sat's blog

2009/02/06

岩波アクティブ新書『はじめてのデジタル一眼レフ』伊達淳一 著 を読む

本著は2004年に発刊されたが、日進月歩で進化が進むデジタル一眼レフカメラを書いているので、内容は決して新しいとは言えない。
こう頻繁に本を読めるのも、実は職場の近くに新書や文庫本を安く売る古書店があるからなのだ。

興味のある本の中でも比較的新しいものを選んで買ってくるのだが、分野によって内容が古くなる早さが変わってくる。
本著のようなものは“足が早い”物の中でも特に早いほうであろう。
前の所有者も少し遅くなってから買ったのか、「内容が古くさい」といった落書きが何ページにかあった。
しかし、前の所有者が言うほど本著は古臭い内容ではない。
むしろ、基本を押さえているからもう少しは読み継げる本であると思う。
確かに機材、ソフトウェアは昔のものを紹介しているが、考え方は今でも充分通じる。

前の所有者が「古臭い」と感じたのはこういったところではないのだろうか。
だとしたら本質を読むことができない人のようで、大変もったいないことだと思う。

(A)

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