sat's blog

2009/02/06

浄土真宗の葬儀に出る

同僚の母親が亡くなったので、通夜の席に出席した。
法要は浄土真宗の僧侶により執り行われた。
浄土真宗の葬儀では、香典袋は「御霊前」ではなく「御仏前」、死者はすぐ仏になる、線香は立てずに寝かせる、清めの塩は使わないなど、ほかの宗派とは大きく違う。

我が家の宗派はいちおう真言宗豊山派である。
僧侶の説法を聞いていて、真言宗よりも魅力を感じた。
だいたい、我が家の菩提寺の僧侶は説教というものをしてくれない。
法要のとき、ただ念仏を唱え安くないお布施を取るだけだからだ。

そもそも真言宗はお布施の“相場”が高いという。
浄土真宗のお布施の“相場”は半分である。

これは宗派の生まれ育ちによるものなのだろう。
真言宗は“支配階級”、浄土真宗は“被支配階級”が信徒の中心なのだろうか。

「無宗教者」としての私にはどちらの宗派も「葬式仏教」でしかないのではあるが、どちらかというと浄土真宗の方が近いような気がする。
なぜ、我が家は真言宗豊山派なのであろうか、謎である。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]



<< ホーム