sat's blog

2009/02/12

『20世紀少年』を読んでいる女性を見る

会社の帰路、電車の中でドアにもたれ一生懸命本を読んでいるアラフォー(いや、もっと上か?)の女性の姿を見た。
あまりに熱心に読んでいるので、「どんな本かな」と思って覗いてみた。
すると、なんと『20世紀少年』(浦沢直樹 著)であった、マンガ本である。
いや、人のことは言えない、私もマンガ本は大好きであるから。

たぶん、映画『20世紀少年』を観てマンガ本にたどり着いたのだろうと思う。
マンガ本が映画に人を運び、映画がマンガ本に人を運ぶ、作り手・売り手としては理想的だろう。
考えてみればテレビジョンは何年も前からこの手法を使っている。
マンガ本に始まったわけではない、少し前までは小説だったのだ。
それが手塚治虫氏に始まったストーリーマンガが高度に発達し、有能な才能が小説家からマンガ家に動いたのではないだろうか。
いまや日本のマンガは芸術の一分野である。

アラフォーの女性がマンガ本を熱心に読む、なにも目くじらを立てることでもないのだ。

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