sat's blog

2009/05/07

『天使と悪魔』バッタもん版

ダン・ブラウンの『天使と悪魔』を読んでいると小悪魔が囁きました。

「バルナック・ライカが君を呼んでいるよ」と。

小悪魔のささやきには逆らえません、イソイソと悪の巣窟、銀座教会8階のレモン社へ。
IIIfを2台、IIIgを1台カウンターに並べてしまいました。

「お前の買いたいのはIIIfかい、IIIgかい」。

しかし、小天使も反撃を試みます。

「IIIfはどちらも難ありだよ、IIIgは欠品があるよ」。

私は悪の巣窟からの脱出を試みました。

「IIIfのこちらは鳴くし、こっちはストッパーが効かないしね。IIIgはスプール無しじゃ話にならない」。

すると中悪魔が現われ、一番安いIIIfに魔法をかけました。

「あれっ、鳴きが止まりましたよ、おかしいなぁ。
しばらく動かしていなかったからかなぁ」。

真っ先にはね退けたIIIfが超お買い得品に化けたのです。

「買う!」。

小天使は敗北しました。
勝った中悪魔は攻勢を続けます。

「バルナック・ライカには沈胴のエルマーだろ」。

中天使が出てきました。

「よく考えろ、エルマーは高いぞ」。

すると大悪魔が現われました。

「よく見ろよ、あのズミクロン。
ありゃ値段の付け間違いだぞ、しかも沈胴」。

あわてて大天使が現われました。
しかし、その時レモン社の扉は閉まっていたのでした。
めでたし、めでたし(?)。

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