sat's blog

2012/04/30

小学館 BIG COMICS BC4446 『鉄腕バーディEVOLUTION 11』ゆうきまさみ 著 を読む

本著は2011年から2012年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」誌で連載されたものを2012年に単行本として刊行された。

物語が緊張してきた。
また、登場人物の謎も少しであるが解き明かされてきた。
こういうところがこの作家の上手さかもしれない。
これからの展開が楽しみである。
(A)

2012/04/14

映画『バトルシップ』を観る

映画『バトルシップ』を観た。

なんとアメリカ合州国は素晴らしい国なのか。
大金と人材と技術のあらん限りを使ってこんな大駄作を作り上げるのだから。
こんな大駄作映画につぎ込む大金と人材と技術は世界の貧困などの解消に使うべきだ。
くだらない時間の浪費をしてしまったものだ。
(D--)

2012/04/12

映画『おかえり、はやぶさ』を観る

映画『おかえり、はやぶさ』を観た。

これで「MUSES-C(はやぶさ)」に関する映画を4本観たことになる。
どの作品が一番良かったかとなるとなかなか難しい。
20世紀フォックスの作品には友人をモデルにした人物も出ていたので一番印象に残る。
しかし、現実の「MUSES-C」の活躍にフィクションが勝つわけはなかったと思う。
今日見た松竹の作品はちょっと物足りなかった気がする。
(B)

2012/04/09

『日本リアリズム写真集団浦和支部 第1回写真展』を観る

『日本リアリズム写真集団浦和支部 第1回写真展』を観た。

同じ集団に属してはいるが、支部が違うと雰囲気が異なる。
特にDMは洒落た感じがして惹かれたのだ。
この写真展は言わば身内の写真展、だからこそ厳しく感想を述べる。


『娘たちの日常』 紀平いずも 氏
家族しか撮る事のできない作品である。
残念なのは娘さんの視線が来ていないこと、どうしても写真が弱くなってしまう。

『東京マップ』 新沢久美子 氏
DMに使われた作品は強さを感じたが、被写体の強さだったのかもしれない。
個々の写真をもっと強くしなければ。

『浅草参り』 岩渕利彦 氏
1枚1枚をもっと大切にして欲しいと思う、もったいない。
仲見世を行く老婦人がいい味を出している。

『台北』 佐川正則 氏
タイトルを見ないで観たら日本の光景かと思った。
それはそれで面白いはずなので、撮り方に工夫が必要なのだろう。

『樹木の妙』 瀧川泰生 氏
ありふれた風景写真なのだけど、1枚1枚はしっかりと撮れている。
風景写真は細かなところまで磨き上げて闘う、厳しい分野だ。

『色は匂へど』 増田靖夫 氏
面白い着眼点、デジタル写真ならではのものだ。
冗長さを削っていけばもっとよくなるだろう。

『はざま』 秋山芳廣 氏
作品の見せ方は好きではないが、1枚1枚はしっかりした写真である。
なにも枚数勝負に持ち込むことはなかったのではないか。

『春を遊ぶ』 石沢俊彦 氏
はたして8枚もの写真が必要だったのか。
また、望遠レンズで撮っているためどうしても弱くなる。
そして人物を撮るのか花を撮るのか、絞らねばだめだ。

『冬枯れ』 髙橋泰江 氏
面白い絵作りだが、肝心のもののピントが甘くなったのが悔やまれる。

『時は過ぎゆく』 髙橋泰江 氏
何を撮りたかったんだろう、それが伝わってこない。

『扉』 髙橋泰江 氏
扉をもっと大切に撮って欲しかった。

『夏の終わりに』 髙橋泰江 氏
はたして“夏の終わり”が写っているのか。

『遠き日々』 髙橋泰江 氏
作者が撮りたい言いたい事と、写ったものが違うような気がする。

(B+)

2012/04/05

小学館 BIG SPIRITS COMICS BC4309 『電波の城 15』細野不二彦 著 を読む

本著は2011年から2012年にかけて「週刊ビッグコミックスピリッツ」誌で連載されたものを2012年に単行本として刊行された。


最近のこの作家の重いテーマに取り組む姿勢は嫌いではないのだが、作品が暗くなりすぎるのは少々気になる。
物語は核心に入った、たぶんこの作家には編集者も無理な引き伸ばしは要求しないだろう、破綻のない締めを期待するものである。
(A)