sat's blog

2006/12/08

ペンタックスフォーラム、EPSON Imaging Gallery、新宿ニコンサロンを訪れる。

ペンタックスフォーラム、EPSON Imaging Gallery、新宿ニコンサロンを訪れた。


■ペンタックスフォーラム http://www.pentax.co.jp/forum/
中村吉夫写真展「中国三景甲天下」 http://www.f6.dion.ne.jp/~yosikayo/asiachinamokuji.htm
中国を撮るといかにも大陸的、中国的になるのは何故なのだろうか。
山にせよ川にせよ、そのものの形が日本のものと異なるのであろうか。
それとも、作者の思いが写真に現れてくるものなのだろうか。
(B)


■EPSON IMAGING GALLERY epSITE http://www.epson.jp/epsite/
川田喜久治展「ATLAS 1998-2006 全都市」
このギャラリーの特性だろうが、デジタル加工が多い作品がよく展示される。
しかし、この作品展は比較的少ないものであろう。
“全都市”というタイトルや製昨年の長さからもわかるように、作者のすべてを見せるような作品展になっている。
展示枚数も多く、見る者にとっても力が必要である。
(B+)


■新宿ニコンサロン http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/
〔ニコンサロン〕第31回伊奈信男賞受賞作品展 港千尋写真展「市民の色」
やはりそこに写されているのが“異国”であるが故に目を引くのであろうか。
異国人たちの表情、姿には特にこれといったものがないようにしか思えない。
(B?)

〔ニコンサロンbis〕第8回三木淳賞受賞作品展 石川直樹写真展「THE VOID」
自然を広く見せるのでなく、スポット的に見せる作品に力強さを感じた。
しかし、何故この作品が“三木淳賞”なのかはわからない。
(B)

胃カメラを飲む

2度目の胃カメラを飲んだ。
空腹のときはキリキリ痛むし、食べればムカムカする。
消化器内科で医師にそう言ったとき、いとも簡単に「胃カメラしましょう」。
これは悪ければ胃潰瘍、たぶん荒れているんだろうと思うしかないだろう。
しかし、「胃の中はきれいなもんですよ」。
そして、「もうくる必要はないよ」と。
じゃ、今の痛みは何なんだ。

2006/12/02

またコニカミノルタプラザを訪れる

コニカミノルタプラザを訪れた。


■コニカミノルタプラザ http://konicaminolta.jp/about/plaza/index.html

〔ギャラリーA〕
緒方範人写真展 The Formation of Tomorrow ☆★
巨大な建築物の写真であるが、けっして“建築写真”ではない。
建築家が意図し、デザインしたものを写し撮ったものでなく、写真家の感性で建築家の意図しないものを切り撮ったものであるからである。
現代建築の繰り返しパターンがこれほど不安を与えるとは思わなかった。

〔ギャラリーB〕
須藤よしたか写真展 ?日々写真記? ★
Lサイズ程度の小さなポラロイド写真を和紙に写し取っているため、ところどころ薬品が流れ出し、ムラが出、和紙のベース色により色が濁り、小さな絵でとても見難い。
こういった写真展、人に見てもらうためのものなのだろうが、「あり」なのだろうか。
写真自体もありふれたもの以下でしかないように思う。

〔ギャラリーC〕
菊池東太写真展 WATERSCAPE
この写真展に展示されている写真は異国の地の大自然である。
見慣れないダイナミックな写真には心打たれるものがある。
しかし、この自然が日本のものであり、多数の“ネイチャー写真家”がおしかけ、大量生産されるような地であったらどうだろうか。
人が撮らないところをとるのも写真家の腕だと思うのだが、どうしても異国の写真は“不公平”だと思ってしまう。