sat's blog

2007/08/29

父の容態を医師に聞きに行く

父が入院している病院の医師より「父親の容態と今後のことについて話をしたい」と呼び出しを受けた。
話があったとき、「いよいよなのか」との思いもあったのだが、嚥下がうまくいかず誤嚥性肺炎防止のためPEG(経皮内視鏡的胃瘻造設術)を勧めるものであった。
ある意味、そこまで体調が悪化しているのだが、心の準備をする問題ではないので安心した。
PEGは知り合いのNsに大体のことは聞いているので「家族としては同意する」旨の話をしたが、当の本人がどうしても嫌がるのでは無理強いもできない。
病院の医療スタッフに説得をお願いしたが、結局自分の言葉で父に今の状況、簡単なPEGの内容、PEGの優位性と施術の際の痛みについて話してきたが、どこまで通じたものだろうか。
なかなか親族とはいえ“他人”の意思を考えて判断するのは難しいことである。

2007/08/21

欲しいけど買わない、買えない化け物カメラ

物欲を非常に刺激するデジタルカメラがキヤノンから発表された。
そう、EOS-1Ds MarkⅢ (http://cweb.canon.jp/camera/eosd/1dsmk3/index.html) である。
2110万画素、毎秒6.5コマの連続撮影が可能、RAW で撮ると1枚あたり 25MByte にもなる、先に発売された EOS-1D MarkⅢ (http://cweb.canon.jp/camera/eosd/1dmk3/index.html) と共に時代が生んだ化け物である。
デジタル一眼レフカメラは各社からどんどん出てきたが、超弩級フラグシップはキヤノンの独壇場である。
入門機は EOS-Kiss digital X (http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kissdx/index.html) 、中級機は EOS 40D (http://cweb.canon.jp/camera/eosd/40d/index.html) 、こうなるとハイアマチュアやプロフェッショナルのサブとしての EOS 5D 後継機 とコンパクトカメラに飽き足らない層を狙った EOS-Kiss digital X Light(仮称) が欲しいところである。
ここまでそろえれば、キヤノン連合艦隊に死角はないだろう。

艦隊編成としたらこんな感じかな?
 駆逐艦 EOS-Kiss digital X Light(仮称)
 巡洋艦 EOS-Kiss digital X
 戦艦 EOS 40D
 超弩級戦艦 EOS 5D 後継機
 航空母艦 EOS-1D MarkⅢ
 旗艦 EOS-1Ds MarkⅢ

聞けばキヤノンには5千万画素のCMOSセンサがあるという。
価格的にコンシューマには無理だろうが、採算を度外視すれば DISIC Ⅲ を4枚積んでペリクルミラーでミラーショックをなくした中版機もすぐ実現可能だろう。

ものすごい世の中になったものだと思うが、いつになったら欲しいカメラを手にすることができるのだろう。
EOS 10D (http://cweb.canon.jp/camera/eosd/10d/index.html) から EOS 20D (http://cweb.canon.jp/camera/eosd/20d/index.html) に乗り換えたのも“勢い”だったけど、もはや“勢い”でランクアップする価格ではない。
EOS 30D (http://cweb.canon.jp/camera/eosd/30d/index.html) を見送り、EOS 5D (http://cweb.canon.jp/camera/eosd/5d/index.html) に躊躇している間に取り返しがつかないことになってしまった。
「欲しいと思ったときは買うときだ」、と名言をもらって高価な買い物をしてしまった時もあるが、それにしても軽自動車が買えるほどになると名言も迷言になる。

あ~ぁ、どこからでもいいから金が降ってこないもんかね?

2007/08/16

新宿ニコンサロン、コニカミノルタプラザを訪れる

新宿ニコンサロン、コニカミノルタプラザを訪れた。
エプソンイメージングギャラリーエプサイト(http://epsite.epson.co.jp/)も訪れたのだが、残念ながら夏休みだった。

■新宿ニコンサロン http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/

紐育流浪 佐藤哲郎写真展

現代社会の歪を撮るには、“唯一の超大国”、アメリカのホームレスしかない、なぜそれに思い至らなかったのだろうか、そう思ってしまった。
“外人”ゆえに一歩遠いところから見ることができ、成功しているのではないかと思う。
これが上野や新宿だとあまりにも直感的過ぎる、日本じゃ“しゃれ”にならないのではないか。

しかし、日本だと人権その他問題があり許されないものであり、アメリカだとそういった問題は起こらないのか、そんなはずはないのだが。
(A-)

■ニコンサロンbis http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/

自分史「家族」 ニッコールクラブ5支部写真展

カメラが家庭を、家族を記録する機能を持ったものであると事を改めて思い知らされた。
他人が見て「なんだ」と思う写真にも撮った人、撮られた人には大切な思い出なのだ。
カメラのそうした機能を忘れてはいけないと思う。
(B)


■コニカミノルタプラザ http://konicaminolta.jp/about/plaza/index.html

〔ギャラリーA〕
「大文字 送り火」 林義勝写真展

大文字焼きの炎のすさまじさは大迫力である。
炎の持つエネルギーそのものなのか、写真家がうまくそれを切り取ったのかは良くわからない。

また、ディスプレイの手法の問題だが、壁面に大きく展示された炎と比較して、ホール内に点在する半切サイズの写真の迫力のなさ。
非常にもったいない。

炎のすさまじさだけでよくなかったか、他の写真も炎と同様に展示したらどうだったのか。

展示方法に疑問を感じた写真展であった。
(B)

〔ギャラリーB,C〕
悠久への視線 ~中国貴州 日中国交正常化35周年記念 日中友好写真展

中国・貴州の観光集客写真と言えば言えなくない。
ものめずらしい民族衣装、景色景観、風習など、それにとらわれてしまってそんな写真展かと思った。

しかし、よくよく見ると1枚1枚がフォトジェニックであり、力強く魅力的であった。
作者の力量が良く出ている写真展であったのではないかと思う。
(A-)

2007/08/08

いい加減な店

スーパーで1つ210円(税込)の品物を3つ買った。
レジで10円玉3つと千円札1枚を出すと店員が怪訝な顔をしている。
「942円です」
あれ、この店は外税表示だったかな、と思い込み10円玉をしまいこんだ。

・・・・・・・・。

あれ、おかしくないか。
不要領収書入れに入れた領収書を拾い読み直してみると、単価が210円ではなく314円になっているではないか。
店員に事情を話し、商品を持って売り場に行って確認してみるが、売り場の表示は210円であり、314円の同様な商品はない。
店員を捕まえてどういうことなんだ、と尋ねてみると「210円のものは韓国産で、これは国産で314円です」と言う。
しかし、210円の表示は確かにあるし、そのどこにも“韓国産”の文字はない。
210円表示の商品をレジに持っていったのに商品が違うといって314円取られるのはおかしい。
314円の表示があればわからないでもないが、これでは納得がいかない、と抗議した。
すると、「じゃ、210円で処理します」と、いかにも嫌々処理を始めるではないか。

元々サービスの良い店ではないが、あまりにもいい加減な店である。
店員のミスは店のミス、210円で販売するのは当たり前の処置だと思うが、態度がいかにも酷い。
安くて24時間営業しているのに繁盛している様子がないのに納得がいってしまった。