sat's blog

2010/10/31

Twitter の拡がりに恐怖感

Twitter は昨年末に友人に誘われて始めたのだけど、あまり魅力を感じることができずに放置していた。
この夏ごろからぼちぼちと呟いていたのだけど反応もなく、やはり魅力を感じることができずにいた。

それがどの雑誌だったのか忘れたが、Twitter の活用法はモバイル環境にあることを知らされ、先日モバイル環境を整備した。
同時にフォローも積極的におこなってきた。
最初は私をフォローする人の数も微々たるものであったが、私のフォロー数が300を超える頃から急速にフォローしてくれる人が増え始めた、恐ろしい勢いで。

今日現在、300人弱の人たちが私をフォローしてくれている。
これは考えると恐ろしい、もう便所の落書きではなくなってしまったのだ。
単なる独り言が日本中に散らばる大勢の人たちに伝播していく、発言に今以上注意する必要ができてしまったのだ。

2010/10/30

『大吟醸丸真正宗』を呑む

『大吟醸丸真正宗』を呑んだ。

この酒は知る人ぞ知る東京23区にある唯一の酒蔵、小山酒造で醸造されている酒である。
正直な話、いつでも入手できる酒だと高をくくって手を出してこなかったのだが、散歩のついでに小山酒造を訪れたときに初めて入手したのだ。

『大吟醸丸真正宗』は日本酒度+2の辛口、さっぱりとした味わいの酒だ。
小山酒造のある岩淵というと荒川を連想してしまうのだが、地下水は秩父連峰からの水脈なのだそうである。

小山酒造でも現在は技術継承の真っ只中、若い世代への技術の引継ぎに苦労しているという。
頑張っていって欲しい、地元の酒蔵に。

最後に一言苦言を、ちょっと高いかなぁ。
(A+)

2010/10/28

双葉社 ACTION COMICS 『BAR レモン・ハート 26』古谷三敏 著 を読む

本著は2009年から2010年に「漫画アクション」誌で連載された作品を2010年に単行本として発刊したものである。

この作品も「マンネリ作品」である。
しかし、10年以上も禁酒を続けていた俺に再び酒を呑みだすきっかけを作った作品でもある。
いい酒を取り上げることで物語りに深みを持たせ、登場人物の人情あふれるやり取りが酒に誘う。
この作品に出てくるような暖かい店があれば必ず通ってしまうことだろう。
(A)

2010/10/17

講談社 『ポストカード・ブック ヨコハマ買い出し紀行』芦奈野ひとし 著 を読む

本著は1997年に発刊された。

本著は『ヨコハマ買い出し紀行』の比較的初期に発刊されたものであるが、絵柄が安定しているのに驚いた。
13年も続く連載が初期の段階で絵柄が安定しクオリティが高いのは、この作家の画力が優れているということである。
『ヨコハマ買い出し紀行 芦奈野ひとし画集』でも書いたことであるが、この作家には嫉妬感を覚えずにいられない。
(A+)

『田酒 特別純米酒』を呑む

『田酒 特別純米酒』を呑んだ。
久しぶりにいい酒に出会えた、幸福である。
こういう酒が常に身近にあるとアルコール中毒になってしまうかもしれないが、とても幸福だろう。
こんな酒が比較的近くの名もないような酒屋に有ったのには驚いた。
しかも価格は特別なものではないのである。
良心的な酒屋も探せばまだまだあるのだ。
(A++)

2010/10/16

『大関 大坂屋長兵衛』を呑む

『大関 大坂屋長兵衛』を呑んでみた。
今、大手酒蔵がどのような酒を作っているのか試みたのである。
…、期待は裏切られた。
こんなものでしかないのか、非常に残念である。
(B)

2010/10/15

講談社 モーニングKCDX2954 『天才柳沢教授 孫・華子との生活 A New Selection』山下和美 著 を読む

本著は過去に刊行された単行本から抜粋された作品をまとめ、2010年に単行本として発刊されたものである。

このシリーズの単行本はすべて購入しているから、本来ならば必要のないものである。
しかし、この作家の著書はそれでも買ってしまう魅力がある。
こうした“抜粋本”は不本意なのであるが、この作家に量を求めてまい、今のペースが最良なのだと思う。
(A)

光文社 光文社新書191 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』山田真哉 著 を読む

本著は2005年に刊行された。
本著が会計学としかうたわれていなかったら購入しなかったろうが、『さおだけ屋…』というキャッチコピー的な書名に引かれ購入してしまった。
まぁ、なかなか内容もわかり易く、会計学の入口の書としては良書だろう。
なぜならば、会計学の書籍を探してみたくなったからだ。
(A)

2010/10/13

小学館 少年サンデーコミックスゲッサン SSC-2579 『QあんどA 3』あだち充 著 を読む

本著は2010年に「ゲッサン」誌で連載された作品を2010年に単行本として発刊したものである。

この作家は「マンネリ作家」である。
しかし、安心して読んでいられるのだ。
“マンネリ”は『陽あたり良好』『みゆき』あたりから続いていると思う。
すると30年間の“マンネリ”である、これはすばらしいことである。
還暦を間近にした作家が30年も少年少女の支持を得続けることは尋常ではない。
作家の精神年齢が若々しい証拠であろう。

“マンネリ”はもっともっと続けていってもらいたい、また、もっともっと楽しませていってもらいたいものである。
(A)

新潮社 『一週間』井上ひさし 著 を読む

本著は2000年から2006年に「小説新潮」誌で連載された作品を2010年に単行本として発刊したものである。

この作家の最後の単行本である。
内容も本も重い。
『吉里吉里人』の時にはあの厚い本を4時間ほどで読んでしまい自分でも驚いたものだが、本著は一週間を要した。
当時とは読み方も歳も違うから一概に比較はできないが、『吉里吉里人』の時は表面上の面白さにのみ反応したのかもしれないが、この作品には背景を考えながら読めるようになったから時間がかかったのかもしれない。

この作家にはもっと長生きして、もっともっとたくさんの作品を産み出して欲しかったと思う。
(A+)

2010/10/12

講談社 『ヨコハマ買い出し紀行 芦奈野ひとし画集』芦奈野ひとし 著 を読む

本著は2003年に発刊された。

一度絶版になってしまった作品を入手するのは難しい。
結局、オークションで入手した。
入手したのは非常に美品、それなりに出費もしたが。

しかし、この作家の作品はすばらしい。
読んで最初に思ったのは「嫉妬」である。
なぜこれだけの才能が偏ってしまうのか、不公平である。
(A++)

2010/10/11

『HEARTLAND』を呑む

『HEARTLAND』を買ってきたので、1本呑む。
本当はもっといきたいところだけど、1本で我慢。
『秋味』も『エビス』『プレミアムモルツ』も旨いんだが、一番のお気に入りはこれだ。
(A)

2010/10/10

小学館 BIG COMICS SPECIAL BCS3220 『宗像教授異孝録 13』星野之宣 著 を読む

本著は2009年から2010年に「ビッグコミック」誌で連載された作品を2010年に単行本として発刊したものである。

この巻では『源氏物語』がふれられている。
残念ながら『源氏物語』は今まで読んでこなかったのだが、この作品を読んでいたら『源氏物語』に興味が出てきた。
読む順序としては本末転倒なのであろうが、興味を引き継いでくれる元となったこの作品の力はすごいと言っていいだろう。
(A+)

小学館 BIG COMICS SPECIAL BCS2814 『宗像教授異孝録 12』星野之宣 著 を読む

本著は2009年に「ビッグコミック」誌で連載された作品を2009年に単行本として発刊したものである。

この巻では主要な登場人物、忌部神奈の不幸が明らかにされる。
これまでどちらかというと敵対とまでは行かないが対立関係にあった主人公、宗像伝奇との関係が微妙に修正されている。
忌部はもともと対立関係にある忌部の妹として登場したのであるが、兄の立場を完全に食ってしまった。
その方が物語に幅が出ているので、成功といえるであろう。
民俗学、考古学という知的好奇心に加えて人間ストーリーも楽しめる作品に昇華してきたといえる。
(A+)

2010/10/09

小学館 BIG COMICS SPECIAL BCS2670 『宗像教授異孝録 11』星野之宣 著 を読む

本著は2008年から2009年に「ビッグコミック」誌で連載された作品を2009年に単行本として発刊したものである。

この巻でこの作品の主人公、宗像伝奇の若かりし過去に起こった悲劇が明らかにされる。
主人公に暗い過去を感じると物語に深みが増すように感じる。
謎を共有できると共感ができるのかもしれない。

また、この作品では知的好奇心も刺激される。
この作品がアカデミックなものかは別であるが、入口にはなるだろう。
そういう点でも民俗学に大いに貢献している作品ではないだろうか。
(A+)

2010/10/08

小学館 BIG COMICS SPECIAL BCS3469 『新ブラックジャックによろしく 9』佐藤秀峰 著 寺澤広蔵 編集 を読む

本著は2010年に「ビッグコミックスピリッツ」誌で連載された作品を2010年に単行本として発刊したものである。

この作家は自分作品に対する思いが強いが故、掲載誌を変えたり、インターネットで作品を公開したり、表紙カバーのイラストを拒否してみたり、“場外”での話題も尽きなかった。
前作の『海猿』あたりからそれはあったということだが、この作家にとって本来味方であるべき編集者や出版社との闘いに、本来作品に向けるべきエネルギーをとられるのが悔しかったのではないかと思う。
だからか、最終巻である本巻ではいともあっさりと終わってしまったのが残念である。
この終わり方でよかったのだろうか、あと数回読み直さなければわからないと思う。
(A)

2010/10/03

『Neu Welt』リキュール(発泡性)(1)を呑む

『Neu Welt』リキュール(発泡性)(1)をgourmet Cityで売っていたので買ってきた。
これも原産国は韓国で、安さが売り物である、500mlで110円なのである。
う~ん、やはり安物だなぁ、コクがないし味も薄い。
連敗だったのである。
(C-)

『泡麦』リキュール(発泡性)(1)を呑む

『泡麦』リキュール(発泡性)(1)を西友で売っていたので買ってきた。
原産国は韓国で、とにかく安さが売り物である、350mlで83円なのである。
しかし、やはり安物である。
コクがない、味がない、旨くないの3ないでしかなかった。
やれやれ、あと5本もある、どうしようか。
(C-)